感動の華鳩蔵開き

2016年5月3日(火)
今日は華鳩・榎酒造の蔵開きを目指します。クレアラインで呉駅まで行き、そこから広電の路線バスで音戸に向かいました。ちょっとした手違いで音戸市民センターではなく、渡船口で下車。それが怪我の功名になりました。渡船祭りの最中。スタッフのの方に船で渡って榎酒造に行く方法をう伺いました。警固屋(けごや)側の桟橋で船を待ちます。
船着き場に立つとふ根が迎えに来るとのこと。すぐに来ました。定員50名。
曇り空の下ですが、船上は何とも気持ち良い空気が流れます。乗船しているのは、二人だけ。背後の岸辺に「割烹戸田本店」が見えます。20年近く前だったか榎酒造の蔵見学をした折、見学の後で榎酒造さんのお世話で一献やった料亭です。懐かしいですね~。見晴らしの良い座敷で海の風景を眺めながらしこたま飲んだことを思い出しました。あのころは若かった。
あっという間に音戸側へ到着しました。
ありがとうございました。音戸渡船代表の花本智博さんでしょうか?
料金はご覧のとおりリーズナブルで、しかもレトロです。
対岸に戻って行く渡船の姿。いい風情です。渡船は2種類「かもめ」「つばめ」。我々が乗った船は「つばめ」だったんですね。
音戸大橋。ほんとうに久しぶりの眺めです。
ひたすら華鳩に向って少し歩くと、清盛塚に出会いました。
そして、おんど観光文化施設「うずしお」にてスタッフと思しき男性に道を教えていただき、路地のような「音戸旧道なつかし通り」をしばらく歩くと、蔵開きのお案内が見つかりました。

海の街に相応しい住居表示発見。鰯は、日本酒の肴としても美味いんですよね。
細い路地、ちょっと行ってみたくなるけど、ここは我慢。榎酒造へ・・
おお、古代宮殿建築のような古い荘厳な建物にで会いました。狭い通りなので上手く写せませんでした。「宮原製鋼」の表札。
地元の妙齢の女性と並んで歩く形になりました。その女性と話しながら歩いていると、「桜湯」の行燈(あんどん)。銭湯だけど廃業しているそうです。
レトロでりっぱな構えの建物なので街並の景観を維持するためにも大切に保存したいものです
続いて、もう1軒銭湯「地蔵湯」を発見。こちらは営業している唯一の銭湯だそうです。最初の予定通り最寄りの「音戸市民センターバス停」で下車していたら、渡船や旧道の通りを体験できなかったことを思うと、間違えて渡船口でバスを降りたのは、ほんとうに怪我の功名でした。
などと、街並みを楽しみながら歩くこと凡そ20分くらい、「榎酒造」に到着しました。
10時30分より少し前なので、まだオープンしてません。
オープン時間になるまで蔵の周囲を散策しました。ゆるやかな坂に沿って蔵の壁が伸びています。
やはり酒蔵の煙突のある風景は趣深いです。
時間がきたので会場へ。音戸とは隠戸だったのか!!
入場すると右手には華鳩の酒樽。
赤いスタッフユニホームの女性が、やわらぎ水を用意して迎えてくださいました。我々が一番客だと思っていたが、既に数人の入場者が試飲を始めています。
たくさんんの銘柄の試飲酒が円卓にずらりとぐるりと並んでいます。実に壮観で感動的な眺めです。「試飲用の盃から右回りで試してください。何回回ってもいいですよ。(笑い)」
いきなり「大吟醸原酒」「純米大吟醸と瓶どり。大吟醸からスタートとはいったいどのような謀なんでしょうか?酔っぱらわないうちに最高のお酒の美味さを味わってもらおうということでしょうか?以下いただいた日本酒達です。
ちょっと一息。まだ三分の一です。
大吟醸からスタートし、要所要所に無濾過生原酒が配されています。なるほど実にすばらしいアクセントです。
次は、貴醸酒コーナーです。
二階でも楽しそうな催しがあるようです。
絵手紙作品の展示コーナー。鑑賞中の女性は保育園の先生方だそうです。
意気投合した・・ような・・二人と記念写真。左は晩酌屋Bond(広島市中区堺町)店主の篠田寛治さん。右の女性はヒミツ・・・です。
和らぎ水で迎えてくださった女性スタッフの方と。
お世話してくださっている蔵人スタッフのみなさん。ありがとうございます。
撮影ハイライトは、榎酒造のマドンナ 榎真理子さんと一緒。来た甲斐があったというものです。
帰る前に名残りを惜しんで、もう一度お酒が並んだテーブルに目をやりました。
大変お世話になりました。来年も是非来たいですね。
今回の散策コース

お土産で購入したお酒は、左から「華鳩生にごり酒(蔵開き限定酒)」「華鳩特別純米無濾過生原酒」「華鳩本醸造あらばしり無濾過生原酒」「華鳩純米生酛無濾過生原酒」。そうです、ゆうちゃんは無濾過生原酒にハマっているのです。

華鳩・榎酒造株式会社:呉市音戸町南穏渡2-1-15☎0823-52-1234


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