投稿

3月, 2009の投稿を表示しています

家庭料理・地酒 蔵

イメージ
09.3.24 横川駅近くの 「蔵」 これで確か4回目。久しぶりです。牡蠣のシーズンが終わる前にどうしても行きたかったお店です。 御主人がお酒のお守とフロア係で奥さんが料理担当です。 まずは、ビールを頼んで、つき出しはカウンターの総菜3品からチョイスする仕組みです。小生は 鯵の南蛮漬け を注文。できたでで野菜はしゃきっとしていて鰺はまだ温かくサクッとした歯ごたえがいい。旨い~!! 日本酒は、まず、 「田酒純米酒」 。日本酒は実に刺身と相性がいい。「田酒」はすべての種類が揃っているとのこと。 黒板を見ると本日の刺身は、「とろマグロ」と「しまあじ」。光物の好きな小生は躊躇なく 「しまあじ」 を注文。肉厚で脂が乗り実に旨い。 次のお酒はほんものの 「どぶ」。 写真をご覧あれ。とろっとしているのが御分かりいただけます。ちびりちびり、そして、合間あいまに和らぎ水。牡蠣の天婦羅に負けない自己主張だが、けっして牡蠣の旨みを邪魔しないすっきり味です。 次は、本日の主目的の 「牡蠣の天婦羅」。 フライでなく天ぷら。粒が実に大きいのです。ほっこりした食感でほんのり磯の香りがして美味。けっこう量が多いので腹を十分満たしてくれる。2~3人でつつくのが適当です。 < 蒸した牡蠣も旨いとのこと。奥さんの推奨なので今月中に何とかもう一回来たいと思いつつ店を出た次第です。 蔵 :広島市西区横川三丁目1-15 ℡082-293-0477

ふくべ三

イメージ
09.3.20(土) 尾道から帰った夜、どうしても「ふくべ三」の蕎麦料理で一杯やりたくなった。 2月19日以来一か月ぶりです。 店内はいち早く桜が満開。蕾の枝を店内の花瓶に挿したら花開いたとのこと。尾道の千光寺は今にも開こうとする蕾だったが・・。思いがけない花見酒とりました。 付き出しは「ねこ足昆布のタタキ」。写真を撮ったはずだが消えていた。初めての出会う料理です。昆布の膨よかな香りが鼻を擽りとろっとしたなかの粒々感が新鮮です。 最初のお酒は「富久長純米吟醸中汲み槽搾り(山田錦58%精米)」と京都府京丹後市の木下酒造「玉川山廃純米無濾過生原酒」から始める。 二番目の料理は「かます刺」。弾力のある身です。 三番目の料理は「鴨つくね南蛮煮」。鴨の旨みがじわっと口中に広がります。 そして二番目のお酒は、福岡県久留米市の山口酒造場「庭のうぐいす特別純米酒(山田錦60%精白)」と岡山県勝山の辻本店「御前酒作州純米造り(山田錦)」。「庭のうぐいす」は初めてのお酒です。御前酒は「男はつらいよ48作(最終)~寅次郎紅の花~」の冒頭で寅さんたちが試飲で酔っ払う場面を思い出します。 四番目の料理は「切干大根のうの花和え」 五番目は「新わかめ」しゃきしゃきしてます。 六番目は「おおばいわし〆」脂の乗ったいわしを軽く〆てある。臭みを抑え旨みを引き出す丁度いい〆具合です。 そして三番目のお酒は、新潟県魚沼市の緑川酒造「純米緑川」と愛知県名古屋市の萬乗醸造「醸し九平次純米吟醸(山田錦OR雄町どっちの方だったか覚えていない)」 七番目の料理は「卵焼き」 。 〆の蕎麦です。相方は「海苔がたっぷりの温かい蕎麦」、小生は「とろろざる蕎麦」つるつると手繰ると蕎麦と山芋の香りのコラボと喉越し感がなんともいえません。 今日も初めての美味しい料理とお酒との出会いがありました。満足です。 最近読んだ本:「杉浦日向子の食・道・楽」杉浦日向子著:新潮文庫 正しい酒の呑み方七カ条はいちいち頷けます。昨年のこのごろ読んだ「隠居の日向ぼっこ(新潮文庫)」も面白かった。2005年7月46歳の若さで逝去してしまった著者。酒に向かう姿勢が小生と同じなだけにもっと美味しく粋な世界を書いてほしかった。誠に残念です。

青春18きっぷ春休み付録旅:尾道

イメージ
09.3.20(土)度々の尾道の旅 青春18キップの旅四国編の一人一日分の残りを使用した付録です。 午前は古寺巡り、午後グルメの計画。 古寺巡りのスタートは持光寺(浄土宗)から。5月なら紫陽花で華やぐ。にぎり仏のお土産作りも面白い。 持光寺の墓所には江戸時代中・後期の女流画家「平田玉蘊」の墓がある。 二番目のお寺は光明寺(浄土宗)。第12代横綱陣幕の墓と手形の碑がある。市天然記念物の幡龍の松はただいま養生中。 三番目は海福寺(時宗)には三ツ首様を祭るお堂がある。義賊のような泥棒の首をお祭したことで首から上の病に霊験新たかとか。 四番目に宝土寺(浄土宗)、そして五番目志賀直哉旧邸を訪ねながらゆっくり坂道の風情を楽しむ。が、足の筋肉が攣りそう・・・。人気の豆家のおやじさんは仕込み中の札を出して姿が見えない。 息を切らして六番目の千光寺(真言宗)に到着。爽やかな風を受けて尾道水道を眺める。汗ばんだ体から疲れをさらって行ってくれます。 鏡岩の袂に干支の守護仏が鎮座しています。兎はどれじゃ? 七番目は千光寺を少し下ったところにある詩人中村憲吉旧居。今まさに開かんとする桜の蕾の春の命の膨らみを感じる。 八番目は天寧寺(曹洞宗)、九番目は天寧寺三重の塔。天寧寺の白い木蓮の花が目に沁みます。五百羅漢も圧倒的な迫力で迫ってきます。 天寧寺から三重塔に向かう登りの坂道で塀の屋根で日向ぼっこをする猫に出会う。 天寧寺三重塔から艮神社に向かう途中の坂道には丸い石に描いた猫達が旅人たちを癒す。 十番目は艮神社、その鳥居を抜けて下るとロープウェイの麓駅。茶房こもんのワッフルを食べながらコーヒータイム。 カスタードクリームワッフル。大きい。コーヒーの芳ばしい香りが嬉しい。お土産は近くのテイクアウト専用店で購入。 十一番目妙宣寺(日蓮宗)、十二番目慈観寺(、十三番目御袖天満宮、十四番目大山寺、十五番目福善寺(浄土真宗)、十六番目金剛院と進み、十七番目の西國寺に到着。まず、三重塔。老夫婦らしきペアが仲良く写真を撮り合う姿が微笑ましい。 三重塔から下る階段から望む。 十八番目持善院(真言宗)を過ぎ長さ2メートルの草履が掛けてある仁王門へ。 更に下って十九番目の浄

酒の巣月例会

イメージ
09.3.14(土)18時~ これで3回目の参加です。お酒の持ち寄りと店主も参加する形式が気に入っている。飲んだことのないお酒に出会えるからだ。 肴は「牡蠣とサヨリの焼き物」「蒲鉾」「竹輪」「おでん風鍋」。鍋のネタは「白ネギ串、卵、ごぼう天、豆腐、鶏肉(骨付き股)、だいこん」追加で「蒲鉾、竹輪、海老、水菜」など。もうすぐ牡蠣のシーズンは終わりです。 串に刺された葱を口に含むととろっとして甘い。 小生が持参の賀茂泉立春朝しぼり(一ヶ月余り経過)を含めこの日持込まれたお酒は 8本(その後+α?)。 鳥取県の福羅酒造「山陰東郷純米吟醸酒(山田錦60%精米、酸度1.3、日本酒度+4 )」、大分県日田の薫長(くんちょう)酒造「薫長純米新酒(富山五百万石65%精米)」 、長野県佐久穂町の黒澤酒造「生酛造りくろさわ特別純米酒無濾過生原酒(酒造好適米ひとごこち )」、三重県伊賀市の若戎酒造「完熟純米若戎(わかえびす)(三重山田錦 )」、埼玉県川越市の小江戸川鏡山酒造「純米酒鏡山(山田錦、吟ぎんが)」 、広島県東広島市の賀茂泉酒造「賀茂泉立春朝搾り純米吟醸生原酒」 、新潟県湯沢町の白瀧酒造「白神山地湧水仕込特別純米原酒6号酵母白瀧」及び「同7号酵母白瀧」 小生とTちゃんは2時間余りが美味しくいただける一応の限度。他の方々は長時間OKタイプ。おそらく延々と飲んで語らい、保管ケースにあるお店の他のお酒もしっかりと飲んだに違いない。21時少し前ころ「お先に失礼」と言って外にでると、多賀谷店主から「長時間タイプになるように」と指導されてしまいました。 最近読んだ本:「海」小川洋子著/新潮文庫 「博士の愛した数式」の映画を鑑賞して以来、小川洋子が気に入って読んでいる。ちなみに、記憶している限りでは「犬のしっぽを撫でながら(新潮文庫)」「物語の役割」