青春18きっぷの旅:四国その2

3月7日(土)朝です。第二日目です。朝早く起きて再び道後温泉本館へ。空いています。日中は混雑する観光地だが薄暗い早朝は静かで気持ちいい。昨晩は西湯に入ったので今度は東湯です。さっぱりした後は、東横インエントランスロビーでサービスの朝食です。むすび二個、味噌汁、じゃこ天、漬物そしてコーヒー。実に簡素にして美味。腹ごしらえができたら、伊予大洲へ。小生にとっては初体験の地で今回の主目的の一つ、「男はつらいよ:寅次郎と殿様のロケ地」です。





宇和島行きの車中では、松山駅で買った「じゃこ天」を肴に夕べ道後温泉商店街で買った水口酒造「道後蔵酒大吟醸35(山田錦精米歩合35%)」&ビールでエンジョイ。やがて、前方の線路沿いに菜の花の黄色い絨毯が見えて、ほろ酔いの頭に春を覚醒させる。








下灘駅は「寅さんが鞍馬天狗の夢から覚めた場面のロケ地」です。





伊予大洲駅に着いたら巡回バスで「大洲まちの駅 あさもや」へ。乗り遅れたと思って手を上げると駅前広場をぐるっと回って戻ってくれた。






「あさもや」で観光マップをもらい「明治の家並み」&「おはなはん通り」へ。「おはなはん通り」の休息所の二階にはNHKテレビドラマ「おはなはん」の「樫山フミエと高橋孝治」の白黒写真が展示しています。懐かしさがこみ上げます。























次に歩いて大洲城を経由して「男はつらいよ第19作~寅次郎と殿様~」の殿様(嵐勘十郎)宅としてロケに使われた「南隅櫓」のある「加藤家」へ。今は殿様公園になっている。殿様の執事役の三木のり平の可笑し味のある演技を思い出します。





加藤家の玄関にはロケ当時に写したと思われる寅さん、嵐勘さん、のり平さんと地元の人たちが映った写真が展示してあります。タクシーで大洲駅に向かう車中で運転手さんに聞いたところ、肱川の鮎の鵜飼い時期は賑わうが、他の時期は閑とのことでした



昼食はJRの時間まで落ち着いて飲みたいので大洲駅前にした。そんなに選択肢があるわけではない。寿司屋など数軒あったが選んだお店が「ビックリ屋」。家族が営む懐かしい風情の食堂です。たばこの箱や広告紙を使った紙細工の傘などが展示してあります。





JR予土線への乗換えは宇和島駅。40分程度待ち時間があったので駅周辺を散策。Y先生は、もっと時間があったら凸凹寺に行きたかった様子。窪川行きのJR車中用のお酒は地元宇和島の地酒「熟成純米酒 開明(元見屋酒店)」。JR予土線は初体験です。



























「江川崎駅」ですれ違い列車待ち。Tちゃんトイレタイム。



























若井駅~窪川駅の一区間は土佐くろしお鉄道区間。青春18きっぷは通用しないので現金200円。窪川にはJR駅と土佐くろしお鉄道駅とがあります。高知まで小腹を満たすため駅近くの新装開店間なしの末広食堂に入り「おでん」「うどん」そしてビール。





高知駅到着20時46分。宿は途中の駅からTちゃんが電話予約した「ホテルサンルート高知」。キャンペーン中でシングル1泊5,200円(通常6,000円以上)運が付いている。チェックインを済ませて直ちに夜の街へ。しばらく繁華街を歩いて見つけたお店が「土佐の居酒屋 一本釣り」。日本酒も揃い鯨をはじめ高知ならではの肴がありそうな構えなので飛び込んだ。まず、ビール。摘みは「のれそれ(穴子の幼魚)」「トロかつおの酒盗」「くじら刺身」「地鶏土佐じろうのモツ唐揚」「にんにくの姿揚げ」、日本酒は土佐山田の地酒「純米吟醸文佳人吟の夢(㈱アリサワ)」。ここでも道中の酒が響いて飲む量は低調。むむむ・・・?














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