賀茂泉蔵開き

2016年4月2日(土)
醸華町西条の「賀茂泉の蔵開き」に行きました。杉玉の架け替えシーンが是非とも見たかったのです。遅れたかと思いましたが、何とか間に合ったようです。新しいフレッシュな緑の玉が準備されていました。賀茂泉の前垣社長、比治山大学の石田教授の姿が見えます。視線が合って軽く会釈です。

観客が列をなして待っています。
作業車の準備が遅れていて、架け替えは後回しになりました。蔵が開場され人の流れは蔵内へ。
一歩中に入るとお雛様が・・・。しっとりとした趣豊かな風情です。
お地蔵様に手を合わせると心が柔らかくなります。
ひんやりとした蔵の空気の中に並ぶ醸造タンクの列が幽玄の趣を醸しています。竹ずつから滴るにはお酒か・・・確かめていません。残念!!
前垣副社長の司会進行でオープニングセレモニーがスタートしました。
10月の酒祭りでも恒例になっているオヤジ活性化委員会運営の竹酒の準備も整っているようです。
おお、鏡開き用の酒樽が仕来りに則って運び込まれてきました。粋ですね~。
蔵人による「西条酒造り唄」が披露されます。勇壮で元気が湧いてくるようです。
前垣社長の開会あいさつ。季節雇用を廃止し通年雇用の社員制度に切り替えられたそうです。若手が頑張っているとのこと・・将来が楽しみです。
公開で選任されたメンバーと前垣社長が鏡開き。みなさんの元気な掛け声とともに勢いよく木槌が振り下ろされました。
鏡開きのお酒は、乾杯用に参加者全員に振舞われます。
左端が乾杯の撮影担当スタッフ。中央のはっぴ姿は、「広島の酒」の著者であり比治山大学の教授の石田信夫さん。後でオヤジ活性化委員会のメンバーとお聞きしました。
乾杯用のお酒はほんのり山吹色。杉の木樽の香りが爽やかです。
日本酒、賀茂泉を愛する老若男女・紳士淑女のみなさんが副社長の音頭で一斉に乾杯です。

乾杯用のお酒の量が少なかったので、もう一杯おねだりです。こんどはたっぷりと・・もちろん小生だけではありません。
この混雑。座る場所は確保できませんでした。しかし、何の問題もありません。うろうろと歩き回る、飲みまわるから。
前垣社長の奥様にお会いしました。いい笑顔の気さくな方です。来たかいがあったtぽいうものです。
杉玉の架け替えの準備ができたとのアナウンスを聞いて、いそいで蔵の玄関へ。古い杉玉の取り外し作業が始まっていました。
副社長は安全のため交通整理に汗をかいておられます。「事故があったら二度とできなくなります。」納得の注意発言です。
外した杉玉が慎重に降ろされます。
若いスタッフが、新しい杉玉を作業車の下まで運びます。
前垣社長も心配そうに見つめておられます。
慎重に吊り上げます。
取り付け完了。堂々とした杉玉になぜか安堵を感じます。
イベント会場に戻って、早速本日の限定酒「賀茂泉純米吟醸生原酒蔵びらき」をいただきました。
注いでくださったイケメンスタッフ。
牡蠣が焼ける匂いがたまりません。シーズンも終わりですね~。
「せんじがら」。豚の胃袋を揚げて塩味を付けたもの。噛めば噛むほど味なものです。
大将がポーズをとってくださいました。ご夫婦?
こんなところで、立ち飲み場を確保した人たち。真ん中は女性で粋なスタイルです。
二番目にいただいたのは、「大吟醸酒」。洒落たボトルからとくとくとカップに・・・。
酒泉館に寄るたびにお世話になっている中原朋子さん(右)にお会いしました。
「竹みそ焼き」を担当している熟女のみなさん。お元気です。差し入れいただきました。
竹筒のお酒。二種類のうち「純米生原酒7割5分」の方です。石田さんからのおすそ分けいただきました。ラッキー!美味い!!
参加者は収まるべきところに収まったようで、少し落ち着いた雰囲気になりました。
矢野さん、案内役ご苦労様です。
「酒泉館」の表側に回ってみました。
初めて二階に上がります。
二階からの眺め。盛況が続いています。
二階の部屋の様子を窺ってみました。
再び1階の会場に戻ってみると、舞台に取り外し昨年の杉玉が展示されていました。小さな子供が舞台の上にのぼっています。かわいい!!の掛け声。

フランスから来ているスタッフに「にごり酒」をいただきました。
会場を巡っていると、竹内さんに会いました。ほんとうに久しぶりです。いつも元気なバイタリティのある女性です。いける口のようですし・・・。
「酒まんじゅう」を購入。
酒粕詰め放題500円。小生もチャレンジしてみることにしました。
担当のペアスタッフ。陽気で気さくな方々です。ご夫婦???たっぷりサービスしていただきました。
前垣社長&次期社長と肩を組んで撮影。めったにないチャンスです。
そして、とっても元気な日本酒女子のみなさんともお近づきになれました。これもお酒の効用でしょうか。
そして、最後はどうしてもこうなるのでした。
帰り道、酒蔵通りに掲示されている「日本酒に関する俳句」を読む。いつ読んでもうんうんと唸ってしまいます。
最高に美味しく嬉しい一日でした。日本酒ばんざい!!

コメント

このブログの人気の投稿

江波の火祭り(オットーラン祭り)

厳島神社月次祭

一片の淡紅桜