青春18切符の旅2011夏ラスト(鞆の浦)

2011年9月10日(土)

あと1日分残っていた青春18切符の使用期限は9月10日。その最終日に日帰りコースで福山の鞆の浦へ行きました。何十年ぶりです。

福山駅到着。

福山駅前から鞆港行きバスで30分。鞆の浦観光情報センター着

何んといっても最初は、「福禅寺対潮楼」へ向かい細い石畳の坂を上ります。

この「対潮楼」は、江戸時代朝鮮通信使の客殿であり、「日東第一形勝」と言われた素晴らしい浦の景勝が楽しめます。

外は猛暑ですが、ここは気持ちの良い風が吹いています。その風に身を委ねながら絶景を楽しみ、暫し心を和ませます。塔が見える手前の島が弁天島、背後の大きな島が仙酔島、右上の小さい島が皇后島。

対潮楼を出て右手の路地を進んでみました。


「力石」。北前船で栄えた港の中仕たちが力比べをして奉納した石が祭ってあります。

港に出てきました。遠くに常夜燈が見えました。これからそこに向かいます。

細い路地を抜けると・・・・。

有名な常夜燈に向かう路地。伝統的建物の店が並んでいます。

「太田家住宅」。江戸時代から保命酒で栄えた商家の建物。

常夜燈下の雁木に座って海を眺め、海水に手を遊ばせました。潮の香りの中で海面がギラギラ光を揺らし、まだ夏を主張しています。

常夜塔といろは丸展示館。鞆の浦の代表的風景です。展示館2階には竜馬の隠れ部屋が再現してありました。

昼食は、鞆シーサイドホテル1階の「十割蕎麦処 三代目作十」。

よく冷えたビールを頼み、充ては田楽150円。

十割蕎麦のもり大780円。

食後は細い路地を抜けて、「古寺・神社巡り」にチャレンジ。

「阿弥陀寺」を振り出しに、北に向かって巡ります。

「南禅坊」

「法宣寺」

「静観寺」。

「山中鹿之助の首塚とささやき橋」。内容は説明版を拡大してご覧あれ。

「妙蓮寺」。

「顕政寺」。

「小松寺」。ボケ防止に霊験ある有髪薬師地蔵尊が鎮座しています。一心に・・・を唱え、身体の良くしたい部分に手を当て、地蔵に撫でるとこうかがあるとのこと。信じることが大切だしうです。

「沼名前神社」。

「大願時」。

ここで猛暑にギブアップ。鞆の浦バス停のある観光情報センター向けて大願時を後にしたところで、ゆかしき姿で佇む和菓子「鳴門堂」に出会いました。そこで、土産に「黒ごま最中祇園さん」をゲット。甘すぎない上品なゴマ風味の最中です。
路地の角にこんな洒落た道案内があったのか。早く気が付けばもっと円滑に回れたかも・・・・。


最後は「小烏神社」。
やっと、鞆の浦バス停前に到着。すると実にタイミングよく福山駅行きのバスがやってきました。いそいで乗ったのですが、考えてみると時間に余裕があったので慌てて乗ることは無かったのでした。暑さに負けてとても注意力散漫な小さな旅でした。(笑い)


最近読んだ本:「ほのエロ記」酒井順子:角川書店

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