青春18キップの旅:お参り三昧(4)

2016年8月4日(木)
お参り三昧4日目
和歌山駅東口から高野山に向けてスタートです。
和歌山線王寺行に乗車
橋本駅で南海高野線極楽橋行きに乗り換えます。
呑み鉄スタイルは缶ビールにマイグラス。朝のみは旅の醍醐味です。
極楽寺橋駅到着。高野山駅へは急斜面をケーブルカーで登ります。

ケーブルカー乗り場に向かう通路では、沢山のガラスの風鈴が歓迎してくれています。
ほぼ満席になりそうです。
路線の中ほどで対向車とすれ違いです。
高野山駅到着

高野山駅前でバスに乗って奥の院口前まで行きます。1日フリー乗車キップ830円を購入。
奥の院口前、一の橋を渡り参道に入ります。
参道像に無数の墓が密集しています。歴史上の有名な大名家や武士の墓の前に立ち止まりながらゆっくりと進みます。概ね2キロ余りの行程です。
放送中の大河ドラマ「真田丸」の登場人物「石田光成の墓所」発見。
姿見の井戸。覗き込んで自分の姿が井戸の水に映らなかったら3年以内に死ぬという言い伝えがあります。勇気を出して覗いてみると、井戸の底からゆうちゃんがこっちを見ているではありませんか。ほっと安心。躊躇している人に「写りますから大丈夫ですよ」とよけいなお節介をやいてしまいました。
汗かき地蔵。われわれの代わりに苦しみを一身に受けて汗をかいてくださるお地蔵様を祀ってあります。合掌。ありがたいことです。姿見の井戸と並んでいるのは何か意味があるのでしょうか?
奥の院の霊域に入る前、水向け地蔵に水をかけて先祖の冥福を祈ります。
御廟橋の向こうに奥の院が見えます。ここからは神聖な霊域なので写真撮影禁止です。
奥の院にお参りし、友のためのお札とお守りの授与を受け水見家地蔵前まで戻ってきました。通りすがりの中年男性にシャッターを押していただきました。
奥の院前からバスで「金剛峰寺」へ。
表門付近で背中を見せている外国女性にI-Padで写真を写して欲しいと頼まれ、使い方がよく分からずドギマギしてしまいました。
主殿に入って拝観し、御朱印をいただきました。
拝観中に休憩所(新別殿)でお茶が振る舞われました。
休憩所となっている新別殿内
石庭「蟠龍庭」。実に美しくわびさびの世界です。
金堂に向かい中門を潜ります。
中門の両サイドの四天王像が、大迫力で見下ろしてきました。

「金堂」
「根本大塔」
「御影堂」
智泉廟を後にしつつ次に向かいます。

好みの昼食場所がなかなか見つからないので困りました。結局、千手院橋近くの「和風レストラン丸万」にて「ざる蕎麦」を手繰りました。
何んと昼食では、お酒は飲みませんでした。
橋本駅から和歌山線王寺行に乗り、高田駅にて桜井線奈良行きに乗り換えます。
奈良駅到着。奈良はほんとうに久しぶりです。華やかな彩の駅舎。
ホテルのフロントの女性に教えていただいた地酒が美味しい「やまと庵」。地場産品応援の店との表示。さて、どんなものか?
早速、奈良の地酒を物色。「朱雀門純米酒(奈良市今市町:奈良豊澤酒造)オーダー。
表面張力で盛り上がっています。よく冷えているようです。

お通しの「豆腐料理」。暑さで食欲低下気味の胃に優しそうです。
この店手造りの「ざる豆腐」。なめらかな風味と豆味のコクがあります。
奈良ならではの肴「きざみ奈良漬け」。この店オリジナルブレンドだそうです。深みのある漬物の味を朱雀門がさらりと流してくれます。
お店は細長く、赤と焦げ茶の色調で統一。向こう側には、カウンターもあったような・・・。
若い女性スタッフが薦めてくださった「飛鳥の蘇」。牛乳を煮詰めてチーズのようにしたものだそうです。優しく滋味深い味わいで癒されます。別のお酒が欲しくなりました。
そしてお願いしたお酒は、「南都諸白春鹿本醸造極味(奈良市福智院町:今西清兵衛商店)」。燗でも飲みたかったが、歳のせいで少々飲み疲れたのか、これ以上進まなくなりました。明日は、お酒の神様、三輪明神に行くので呑み力温存することに・・・。
商店街の中に銭湯がありました。入りたい誘惑を払いのけつつ、ホテルへ。
奈良の夜のフィナーレは・・こんな風景でした。

やまと庵:奈良市東向南町23☎0742-85-1045

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