そば料理 ふくべ三

2010.5.8(土)

数年ぶりにJR横川駅の東側ガード下にある「みこし鶴一」を覗いてみると、店長から「すいません、満席です」と告げられた。その南の反対側のにある「蔵」は18時30分から営業で未だ30分もある。それならと、「そば料理 ふくべ三」へ突撃した次第です。

まず最初は「エビス黒ビール」で味覚と胃袋の下準備。

嬉しい付き出し三点。左から「ふきの葉の胡麻和え」「大豆煮」「生ぜんまい煮」。期待に違わぬスタートです。

「ふき煮」。ふきの味覚と風味を生かしきった一品。手前に添えてあるのは柔らかく煮込んだ昆布。脇役にも十分な気配りがなされている。

「さわらの卵」。卵の風味を生かすうすい塩味がなんとも言えずお酒を誘います。

「天然ブリの卵酒盗」。常に勉強と工夫を積み重ねている前岡公子オーナー店長の姿勢の現れた一品です。酒、酒、酒!!

「そばのガレット韮入り」。野菜味噌と柚子胡椒をお好みで付けて食べます。そばと韮の風味のコラボは馥郁たる味わい。

「地サバ、きす、鯵の〆盛り合わせ」。〆もの3種が一度に味わえるとは幸せです。脇を固めるのはてんこ盛りの「卯の花」「吉和のクレソン」「そばの芽」。

「地穴子とごぼうてんぷら」。からっと揚がった穴子の天ぷらは噛むとさくさくでジューシー。脇役は「芹のてんぷら」

〆は「笊そば」。本日の蕎麦は長野県の伊那そばだそうです。しっかりとした蕎麦で、今年3月に旅行した伊那高遠ので食べた「華留運(けるん)」の高遠そばを思い出します。

今日のお酒は6銘柄。広島県東広島市安芸津の今田酒造本店「富久長軟水仕込み辛口+8特別純米酒」、高知県の司牡丹酒造「船中八策純米超辛口」、青森県の三浦酒造「豊盃純米吟醸華想い」、山形県の高木酒造「十四代生詰無ろ過純米酒」、広島県呉市の榎酒造「華鳩純米生もと」、新潟県の久須美酒造「清泉純米酒」
「そば料理 ふくべ三」西区横川1丁目6-6 ℡082-232-8971

最近観た映画:宝塚「劇場版トリック霊能力者バトルロイヤル」

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