宮島&錦秋酒談

09.11,23(月)

山の紅葉はもうお終いの頃。宮島の紅葉谷ならまだ十分楽しめるのではないかと思い、急いで出かけた。午後の「錦秋酒談」に間に合うように市内に帰らねば・・・。
天気はからっと晴天。最高の日和です。
JR宮島駅口前の「あなごめし うえの 」の前は大変な人だかり。穴子弁当の購入は諦める。


鹿の出迎えは、いつも微笑ましく楽しい。
五重塔の屋根は見事な調和の美しさを醸している。
厳島神社の横顔です。海から眺める正面の姿は文句無く美しく素晴らしいけれど、横顔も落ち着いて味わい深い。
真っ赤に紅葉した紅葉はかなり散ってしまっていた。余波(なごり)を愛でるのも趣きがあっていい。

観光客がベンチに座って食べている弁当を狙っている鹿。
黄色と赤と青のコントラストが冴える。
午後13時30分から始まった「錦秋酒談」。大御所のようなパネリスト二人の中で今田酒造の杜氏美穂さんは実に凛としていました。
元月桂冠大倉記念館名誉館長の栗山一秀さんは日本酒と神の関わりを 面白く語り、お酒造りに対する深い造詣と愛情が滲み出てきます。燗は40度がもっとも旨いとか・・・。
ある酒販店の人からお酒は二種類しかない。一つは料理を美味しく食べるためのお酒で、料理より目立たない、料理を邪魔しないお酒、もう一つは居酒屋などでもしっかりと自己主張する味わいのお酒。美穂さんは後者を目指している。
瓢亭第14代当主の高橋栄一さんは、日本酒で乾杯を進める。


お酒からその国の文化が分かると誰かが言ったような。榊原英輔さんだったか?
旨いお酒が飲みたい。早く帰ろう。

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