そば料理ふくべ三 春近し

2011年1月29日(土)

年明け最初の「そば料理ふくべ三」。立春間近のこの時季にはどんな料理に出会えるのか楽しみです。
最初はすっかり定番になった「エビスのスタウト・黒ビール」で下準備。
「くるみそば粉スープ烏賊入り」。そばの香りが優しく口中に広がり暖かく滋味です。もとろん初体験です。
「なまこのだいだい酢」。赤なまこにきちんと海鼠腸が添えられています。あ~早く日本酒を!
「辛味だいこんおろし」。何にでも合う薬味です。だいだい酢の絡まったなまこに添えてたべると、舌をぴりりと覚醒し、なまこの美味しさを一層引き立たせます。
そして合わせるお酒は、「富久長特別純米酒(冷や)」「船中八策純米超辛口(燗)」
「小やりいかのづけ」。小さいやりいかは小いわし漁の際に一緒に水揚げされたもので、上の大きいやつは仙台ものだそうです。
「小いわしのオイルサーデン」
「手作りこんにゃく」。メニューにない一品。
薬味の「柚子味噌(左)と葱味噌」で食べます。単独でも十分に肴役を果たせます。
続くお酒は「飛良泉飛NO15山廃純米酒」(秋田:飛良泉本舗)と「白神山廃純米」(青森:白神酒造)をいづれも冷やでいただく。初体験の銘柄です。美味いんです。
ネコヤナギ。ふるさとの川辺で雪をかぶりながら佇むネコヤナギを思い出します。厳しい寒さの中、ふっくらとした姿に春近しと心が暖かくなったことを覚えています。
「竹鶴合鴨農法純米酒」「田酒特別純米酒」をいづれも燗でいただく。
牡蠣のづけ。蕎麦添え」。これも初体験です。いろいろな創作で楽しませてもらえます。
「天然すずき刺し」。爽やかな風味とこりこりの感触。
〆はもちろん「蕎麦」です。今日の蕎麦は対馬の在来種だそうです。お酒を嗜んだ後の蕎麦は実に爽快です!



季節の食材の料理に大満足。次はどんな創作で楽しませてくれるのでしょうか。

「そば料理ふくべ三」広島市中区横川1丁目6-6 ℡232-8971

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