宿景園大福茶&茶臼山酒宴・新年会

09.01.18(日)

本日は午前「縮景園大福茶会」、午後「茶臼山酒宴新年会」の予定でしたが・・・立てたスケジュールは小生の甘さで瓦解。10時からの茶会に寸でのところで間に合わず、次回の11時からだと午後の酒宴に間に合わないので断念。いただいたチケットが無駄になりました。ごめんなさい(涙)。それでも、早春の縮景園の風景を趣き深く楽しむことができました。
・池に浮かぶ鴈が水中に潜ったりして水面に作る波の輪の柔らかい揺らめき




・芽吹きそうな樹木の下の
静かな水面に遠くの高層ビルの姿が鮮やかに写り、不思議な空間を切り取った一枚の絵画のようでもあり


・南天の赤と蠟(ろう)梅(ばい)の黄色は冬と春の挟間の移ろいを感じて麗しい。




などで(決して負け惜しみではない)穏やかな喜びを感じた次第です。お陰で午後の酒宴にいい気持ちで参加できました。

午後12時過ぎの茶臼山酒宴では、主宰者T・K氏の気の利いた設えにいつも感心させられます。新年に相応しく鏡割りと竹酒を準備してくださいました。肴は牡蠣づくし&お寿司。


まず、前半は野外での宴。鏡割り役は歳男(丑年)のH・I氏と紅一点のM・N女史鏡割りで「本州一純米吟醸酒」を青竹のカップに注ぎぐいっと一杯。イッパイ。続いて「本州一純米吟醸しぼりたて新酒」を芳(かぐわ)しくいただく。殻付き牡蠣の焼ける匂いが一層お酒を誘います。牡蠣の焼き加減はwelldone,medium,rareと試みる。いずれも牡蠣の素材がいいので旨いが、小生はミディアム(medium)が、潮の香りがふっと漂い熱々のぷりぷりで最高に旨く味わえました。それらに舌鼓を打ちながら、最初のお酒とは味わいが対極にある久保田千寿をいただく。双方の味わいが際立ちます。次に鏡割りの樽酒を竹筒にいれて燗した竹燗酒を楽しむ。旨みがふっくら柔らかくなります。山際の冷たい空気の中で味わう極上のひと時です。








後半は屋内で牡蠣鍋とお寿司と様々なお酒を飲み比べて楽しみました。















室内のお酒は、高知県土佐山田の文佳人「純米吟醸リズール」「純米酒男の辛口酔さ来いたいら」、岡山県鴨方の賀茂緑「今朝しぼり純米大吟醸ゆく年くる年」、広島県西条の賀茂輝「修盃純米吟醸」、広島県仁方の相原酒造「雨後の月吟醸純米酒」、広島県安浦の盛川酒造「純米大吟醸沙羅双樹」、徳島県の那賀酒造「旭若松純米無濾過生原酒」、兵庫県姫路の本田商店「龍力特別本醸造蔵出新酒」、・青森県青森市の西田酒造「田酒特別純米酒」?・・・・・などで 至福の酔界へ。

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・・・久しぶりに寝過して瀬野駅まで・・・(涙)

最近読んだ本は「町医 北村宗哲」佐藤雅美著・角川文庫、今読んでいる書は「昭和天皇の履歴書」文春新書編集部編・文春新書



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