蕎麦屋酒初呑み「蕎麦きり 吟」

2012年1月5日(木)
年が明けて最初の蕎麦屋酒は、「蕎麦きり 吟」と相成りました。六時前には先客があり、その後次々と客が入り、奥の小座敷も含め満席状態となりました。
まずは、サントリープレミアムビールで喉を潤し、夜のおつまみメニューから最初に選んだ肴は、「板わさ」「吟とうふ」「わさびいも」「そば焼き味噌」「鴨焼き」の五品。
①「板わさ」

②「吟醸とうふ」。何も付けないで食べると、原料の大豆の風味と甘味が仄かに味蕾に訴えかけてきます。
③「蕎麦焼き味噌」。この当たりから強烈に日本酒を誘います。
今日は、客が多い真下、女将さんに面倒なお願いをして、上から順番に半合づつ8銘柄をいただくことにしました。
前半は、「上喜元(山形)純米生酛」「真澄(長野)純米吟醸辛口生一本」「開運(静岡)純米酒55」「王録(島根)超辛純米本生無濾過」の4銘柄を注文。
④「わさびいも」。醤油をちょっとだけ掛けていただきます。凄い粘りで、口の中にとろりとした食感と山葵に清々しい風味が広がります
⑤「鴨やき」。咀嚼するとあっさりとした塩味と鴨の油の旨味が見事に溶け合います。
後半のお酒は、「豊の秋(島根)純米辛口金五郎」「十朝日(島根)生酛純米原酒改良雄町」「貴(山口)特別純米酒60」「竹鶴(広島)無濾過純米原酒」。忙しいそうなので全て燗で統一しようとしたら、女将さんから「貴は冷やを御薦めします」とのアドバイス。この気配りが嬉しいですね。
「貴特別純米酒60」の冷や。

左から「豊の秋」「竹鶴」「十朝日」の燗。
⑥「そばがき」。写真撮り忘れです。
そして、仕上げは熱い「かけ蕎麦」 。玄蕎麦は、福井県丸岡産です。黒ごまをかけて食べました。いい風味です。


「蕎麦きり 吟」広島市南区段原一丁目7-18 ℡082-236-3269

最近読んだ本:「タイムマシンのつくりかた」ポール・デイビス著/草思社文庫

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