いぶしぎん:新蕎麦と中島屋

2010年11月7日(日)

午後2時の「居酒屋いぶしぎん」。「そば料理と中島屋(日本酒)」のコラボを楽しむ会に初めて参加しました。広島県山県郡北広島町阿坂と福山市鞆町で「そばお味処いそべ」の出張蕎麦料理と山口県周南市の「中島屋酒造場」の日本酒を楽しもうというものです。正に白昼夢ではありませんか!
少し早めに着いて、いそべのご主人による蕎麦打ちをじっくり見学です。
蕎麦が打ち上げるといよいよ酒宴です。小牧店長のあいさつ。
続いて、中島屋酒造の蔵元兼杜氏の中村さんのあいさつ。こんなに旨いお酒を「不味いお酒を飲んでください」とおっしゃるとても謙虚な方です。小生好みのタイプです。
本日のお酒のラインナップです。壮観!!中には平成8年醸造熟成酒も!銘柄は「中島屋」「「中(カネナカ)」「寿(ことほぎ)」も三つです。生酛のお酒が「「中(カネナカ)」とのことです。乾杯は一番右の生酒で行いました。
右から順番に

「生酒中島屋」
「純米吟醸中島屋」
「生酛純米大吟「中(カネナカ)」
「家伝造り生酛純米「中(カネナカ)」
「秋上がり純米原酒中島屋」
「蔵出しのうまさ熟成純米酒中島屋」
「平成15BY醸造純米吟醸熟成酒」
「平成8年醸造古酒寿(ことほぎ)の3銘柄8種類をいただきます。
重い本格的湯煎。燗に拘る店長の面目躍如です。
テーブルの準備も整っています。当然のことながら溢れんばかりの満席です。
料理担当はいそべの奥さん。酒飲みにもっと酒を飲ませる料理の数々。「う~ん!」うなってしまいます。お皿を飾るのは「栗の渋皮煮、じゃこ、のびるの味噌添え、小梅の甘酢漬け、香物」
「かじみまぐろのソテー」
「野菜の煮物」
「白菜と豚肉のコンソメスープ煮」
とても気さくな蔵元兼杜氏さんもにこやかに歓談。ちょっと離れているのが、少しだけ大きな声で質問「いつも最初に飲まれるお酒はどのお酒ですか?」、「普通酒というか本醸造です」とのお返事でした。趣あるお答えです。
ほうじ茶ではありません。「平成8年醸造寿古酒純米吟醸」です。老酒のような琥珀色です。
「鱧の天ぷら」。おしながき外の番外編、蔵元さんの差し入れの鱧です。
「串揚げ:レンコン、豚串など」
「平成15BY純米吟醸熟成酒」。平成8年BYと比べ飲みが楽しい。
北海道産の蕎麦。新蕎麦らしく微かに青みがかっています。香りを楽しみつついっきに手繰ります。二枚いただいて大満足。あわや、三枚か?というところで小牧店長のチェックが・・・さすが。
いそべのご主人 佐川幸人さんのあいさつ。本業は建築家で古いものが好きだそうです。
中島屋酒造の蔵元兼杜氏の中村さんにお願いして記念写真。
骨格がしっかりしてどっしりとした味のお酒をいただいた後、仄かに香る蕎麦をつるつると手繰ると、その非対称性が実にすっきりとした清涼感を与えてくれます。

居酒屋いぶしぎん:広島市中区三川町1-1 ℡082-247-7271
中島屋酒造場:山口県周南市土井2-1-3 ℡0834-62-2006
そばお味処いそべ:広島県山県郡北広島町阿坂2299-373 ℡090-3179-8359


最近観た映画:シネツイン1「トルストイ最後の旅」

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