宮島・岩惣

2010年10月29日(金)・30日(土)

未だ青もみじの宮島。宮島は日帰りコースという思い込みで、今まで宿泊したことは無かったが、この度初めて泊まることに。しかも、知人の人脈のお陰で名高い「岩惣」です。その佇まいには歴史を刻んだ風格があります。なにせ、江戸末期から続く老舗、昭和天皇陛下、今上天皇陛下(皇太子時代)もご宿泊になられた格調高い宿です。

仕事が終わって駆けつけたが、午後7時過ぎに到着。直ぐに夕食(酒宴)と相成りました。趣向を凝らした料理の数々。日本酒は「賀茂鶴純米酒」。
本日のメニューです。読めない漢字がちらほらとある和料理です。どれがどれか所々分かります。
ライトアップされた鳥居が闇の中で美しく浮かび上がっています。
朝食風景。若い仲居さんが甲斐甲斐しくお世話してくれます。「旨い!おかわり~!」
出発前、名残惜しくて部屋(新館401号室)の窓からもみじ谷方面を眺めました。朱塗りの橋が美しく映えます。
何十年ぶりかでロープウェイに乗って弥山に登ります。
ロープウェイを乗りついで、さらに、30分歩いて頂上の展望台へ到着。妖艶なる美女に囲まれて缶ビールにて乾杯。一汗かいた後のビールは旨い。だが「寒~い!」
老朽化した展望台。建て替え予定だそうです。
「霊火堂(れいかどう)」。弘法大師が修行に使った火が、1200年経ったても燃え続ける「きえずの火」があります。
霊火堂の前に「にっこり地蔵」。なんとも心温まるお地蔵様です。

帰りのロープウェイの籠からの眺めです。雄大な自然の中に行儀よく並んでゆったりと進んでいます。
ロープウェイの山頂駅の獅子岩駅は恋人の聖地だそうです。「ふたりの絆を深める誓いの火」のモニュメントが設置されています。そのことに、帰りの紅葉谷駅で気づきました。
厳島神社に向かって潮が満ちてきています。
昼食は土産もののお店が並ぶ商店街でいただきました。「清盛御前」。穴子が旨い。ビールも旨い!良きかな~の二日間でした。また、岩惣に泊まりたいと云いつつ帰宅の途につくのでした。

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