金沢・加賀温泉郷

2015年8月20日(木)~22日(土)


二泊三日の行程で金沢と加賀温泉郷山中温泉に行きました。


第一日20日(木)


超早起き、午前4時に起床して旅支度。午前6時発新幹線のぞみに乗ってすスタート。早速、朝ビール、これが旅の醍醐味です。しかし、家族には大顰蹙!新大阪で特急サンダーバードに乗り換えて金沢へ。午前10時過ぎに金沢駅に到着しました。3年ぶりです。


香林坊にある「KANAZAWA TOKYU HOTEL」。今夜泊まるホテルに荷物を預けて観光へ。

加賀百万石、前田利家公を祀る尾山神社に参拝。拝殿の前でお願いすることは・・・(ここから先は超プライバシー)。

槍を翳す前田利家公の像。


日本の神社らしからぬ神門です。

昼食予定の近江市場に到着。さすがの人混みです。

いろいろ検討した末、「じもの亭」で昼食をとることにしました。順番待ちの人多数。

「海鮮丼」のふつーのものにしました。大盛りは食べ切れそうになかったのです。

食後は、ゆっくり歩いて金沢城公園へ。黒門口から入り河北門をくぐります。

二の丸、菱櫓・五十間長屋。橋爪門続櫓の観覧に向かいます。

金沢城公園の次は、東茶屋街散策です。加賀藩御用達菓子司森八が出している森八茶屋で休憩です。

加賀献上房茶・生菓子セットをオーダー。暑いときは熱い飲み物と甘いものが体にいいです。


石川地酒専門店を発見したが、残念ながらクローズでした。
麩の専門店、加賀麩不室屋。尾張町の本店でお土産をゲットしています。
金沢市内の酒蔵福光屋が出店しています。自転車がちょっとじゃま、風情を壊しています。


お酒の販売だけでなく洒落た角打ちバーがありました。カウンターの向こうには若い美形女子スタッフ。「黒帯悠々特別純米酒」をオーダーしました。酒米:山田錦・金紋錦、精米歩合68%、日本酒度+6、酸度1.6、コクとキレがあります。また来て、こんどはゆっくりいろんな銘柄を楽しみたいですね。
箔座ひかり蔵。純金プラチナ箔を用いた箔品のお店。
お店に中庭には黄金の蔵。みなさん、カメラの収めていました。
東茶屋街のメインの街並み。石畳の路と町屋の家並みが京都の祇園を連想させます。
国指定重要文化財:志摩。文政三年創立の格式高いお茶屋の建物。
茶寮卯辰かなざわ。今日の夕食の場所です。東茶屋街から歩いて8分小高い丘の上に建つ和食のお店。
食前酒のノンアルコール梅酒
そして、やはり最初はビール。先付は「アーモンドのポン酢掛け(鶏ささみ・パプリカ・スナックえんどう)」

椀盛「甘えび金時草真蒸」
お造り「梶木・金八・鮪・甘海老」
焼物「太刀魚オーブン焼」
日本酒は「濃口本醸造無濾過生原酒」。ずっしりくるお酒です。
炊合せ「鴨治部煮」。治部煮は金沢郷土料理です。
一品「豚冷しゃぶ」
油物「鮎の竜田揚げ」
酢物「とり貝とところ天」
食事「枝豆ご飯」
デザート「ココナッツのパンナコッタ」
コーヒー
KNAZAWA TOKYU HOTEL 16階の部屋から金沢の夜景を眺めながら冷えたビールを飲みつつ今日の余韻に浸ります。


二日目21日(金)

二日目の朝は、長町武家屋敷跡界隈の散策です。雨に濡れた石畳の路が風情を醸しています。
武家屋敷跡:加賀藩千二百石野村家を観覧。ここでは抹茶をいただきました。
昼食は「ふ、FUMUROYA CAFE」香林坊大和店。加賀麩専門店不室屋のお店です。オーダーしたのは「車麩カツレツランチ」。ビールが欲しい。
食後は「兼六園」へ。雁行橋付近。
霞が池の内橋亭の佇まいが心を穏やかにしてくれます。
兼六園真弓坂口から出て石浦神社に参拝。古墳時代に草創された金沢最古の宮。
参拝の後、21世紀美術館で現代美術を鑑賞し、今日の宿泊場所加賀温泉郷山中温泉に向かいました。宿は加賀温泉駅から車で約20分のところにある「厨八十八(くりややそはち)」。部屋数24の小規模の宿です。食事の前に5階の部屋のカウンターから小雨に煙る山側の眺望を楽しみながら食前酒をいただきました。青い色ですが梅酒です。
食事は3階の別室にて。最初の料理「預け皿:とうもろこし豆腐・鮑のエスカルゴ風など盛りだくさん」
お椀「甘鯛焼、玉子豆腐、冬瓜、椎茸、柚子」
造り「烏賊、中トロ鮪、金八、甘海老」
焼物「すずきの塩焼、豚肉まこも焼、銀杏、芋せんべい」
温物「鱧、松茸、湯葉、蓮芋など」
冷やし物「野菜揚げ浸し:ズッキーニ、パプリカ、小芋、伏見とうからし、貝柱」
揚物「牛肉アスパラ巻フライ、トマトフライ」
酢の物「茄子長芋寄せ、かに身、おくら」
日本酒「手取川あらばしり吟醸生酒(吉田酒造)」
御飯「海鮮まぜ御飯」
デザート「梨クレープ巻フルーツ添え」
山中温泉街の中心では祭りが催されていました。宿から送迎バスが出ています。

三日目22日(土)

 厨八十八の朝食。腹いっぱいになります。ビールが欲しいところですが・・・。
昼前から温泉街を散策。山中温泉街の観光拠点「山中座」には芸妓さんの名前が掲示してあります。昨夜の祭りのときには気づきませんでした。
医王寺の境内には包丁塚が・・。加賀調理師会が料理に使った包丁の供養をする塚です。
和食に飽きたので昼食は洋食にします。目指すは「東山ボヌール」。大聖寺川鶴仙渓に向かう谷の入口に静かに佇む古い建物を発見。
半信半疑で近づいてみると、ここでした。
入口
ランチメニューは「ビーフシチュー」のみ。ビーフシチューランチセットをオーダーしました。肉が柔らくて絶品です。

「鶴仙渓川床」。大聖寺川ほとり川床カフェで一休憩します。川床ロールケーキとお茶をいただきました。
締めくくりは、やはり日本酒。蔵元発見。
「獅子の里:松浦酒造」直営店。
利酒しました。銘柄は、右から「純米吟醸旬(精米歩合55%)」「純米吟醸獅子の里(精米歩合60%)」。旬はやわらかな甘口、獅子の里は軽い味とやわらかい口当たりです。どちらも旨いです。
 金沢と山中温泉の肴とお酒を堪能した旅もこれで終わり。後はひたすら広島に帰るのみです。

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