蕎麦ざんまい(蕎麦きり吟&そば料理ふくべ三)

2011年11月3日(木)

今日は文化の日。どの文化に親しむのか?やはり、日本の食文化ということで、昼、夜ともに蕎麦ということにしました。昼食は南区段原の「蕎麦きり 吟」
今回は、「辛味おろしせいろ」。たいへん辛い大根おろしですが、これが蕎麦を引き立ててとても美味いんです。そば湯にも実によく合います。しかし、おろしを全てを平らげることは困難でした。ご覧の量を消化するには、蕎麦2枚は必要です。本日の蕎麦は、北海道羊蹄山の新蕎麦でした。

そして夜は、横川の「そば料理ふくべ三」

まずは、「エビスの黒ビール」で下準備。これもすっかり恒例となりました。
付き出しは、「瀬戸内海の小魚のおろし和え」。小魚は軟らかく骨を感じません。
続いて「揚げそば」。板状の蕎麦を油で揚げてかるく塩が振ってあります。香りよく、キレの良い歯ごたえ、蕎麦の旨みが渾然ととなって、ビールにもよく合います。初体験です。
そして、日本酒は、「富久長特別純米」(広島県:今田酒造本店)「船中八策超辛口純米」(高知県:司牡丹酒造)。清酒は、日本の食文化の中核を成すと、小生は自覚している。
富久長はガラスの徳利とぐい呑み、船中八策は焼物の片口と猪口。
肴は、「〆さば」。厚切りで食べごたえがあり、鯖の旨味が十分に堪能できます。
「かれいの酒蒸し」。大きなカレイと野菜とかぶがいっぱい入っています。
「京の春特別純米酒」(京都府:向井酒造)「炭屋弥兵衛純米吟醸酒」(岡山県:辻本店)
「地えびのそば粉揚げ」。揚げ野菜も周りにたっぷりです。
最後のお酒は、「百楽門純米吟醸原酒」(奈良県:葛城酒造)
グラス猪口には、微かに花の絵が・・・。
「しゃも地鶏玉子とじ」。しゃもの香りが仄かに感じて暖かく甘い味わいです。
〆には「ざる蕎麦」を手繰ります。本日の蕎麦は、東広島市河内町宇山産でした。蕎麦きり吟のせいろとは、まったく異なるタイプです。
店を出て、ほろ酔い気分で歩けば、街あかりの中を家路に急ぐ女性の後ろ姿。今日もこうして終わっていきます。"新そばや 過ぎ行く日々に 街あかり”(幽有)相変わらず駄作だなあ~。

蕎麦きり吟:広島市南区段原一丁目7-18 ℡082-236-3269
そば料理ふくべ三:広島市西区横川一丁目6-6 ℡082-232-8971


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