そば料理 ふくべ三晩秋

2010年10月23日(土)

暦の上では早や晩秋。秋刀魚の値段も平年並みになってきたように思います。秋の旨いもんを求めて「そば料理ふくべ三」へ。まずは、エビス黒ビールで日本酒と肴を美味しく迎える下準備です。
今日のお通しは二種類。一つは、「古漬けの煮物」。塩抜きして煮たさっぱり味です。
二番目は、「味噌漬けの三種盛り」。奥が蜆と山椒、右が青紫蘇と自然薯、左が鴨葱です。早く日本酒にしたいと心がハヤル逸品です。
最初の肴は、あったら必ず注文する「〆鯖」。奥二列が比較的よく〆ているもの、手前二列がほとんど生という憎い演出です。二倍楽しめます。辛子大根を付けて頂きます。添えてあるのは、「紫蘇昆布」と「ミョウガの酢漬け」の二皿。脂の乗った秋サバを食べた口中をさっぱりと仕上げてくれます。
最初の日本酒は、定番「富久長辛口特別純米酒」(広島県今田酒造本店)と「船中八策超辛口純米酒」(高知県司牡丹酒造)。
大き目のガラスの盃です。注いだお酒が清々しく冴えます。
本日の布製コースター、シックです。
二番目の日本酒は、「豊盃純米吟醸酒」(青森県三浦酒造)と「北翔純米酒」(新潟県大洋酒造)。
店主の拘りで酒器もその都度替わる楽しい設えです。
小いわしとだいこん葉のそば粉天ぷら。からりと揚がって芳ばしい。添えてあるのは、「小じそ実酢漬け」と「生姜の味噌漬け」。〆鯖のときと同様、油とさっぱりのコラボです。
三番目の日本酒は、「白岳仙純米吟醸備前雄町中取り」(福井県安本酒造)と「喜久酔特別純米酒」(静岡県青島酒造)。
「山葵いもすり流し」
「〆秋刀魚」。この美しい輝き。光り物大好き人間にとっては、今夜はたまりません(感涙)。

今日の蕎麦は前回に引き続き「伊那蕎麦」です。

「そば料理ふくべ三」広島市西区横川1丁目6-6 ℡082-232-8971
最近観た映画:シネツイン2「レボゼッションメン」

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