蕎麦料理 ふくべ三

2010.3.29(月)

空鞘橋から横川に至る寺町側河岸の桜並木を歩いて「ふくべ三」へ。まだ僅かに開花している姿も趣き豊です。春の料理への期待も高まります。
突き出しは、「昆布の煮物」「鯖の子と白子の塩辛」「鰤の卵」の三点。いづれも、想定外の嬉しいサプライズ。日本酒を誘います。



春の魚「さより刺し」、仄かな香りが優しく味覚を刺激します。

最初のお酒は定番「富久長八反草特別純米」(広島県:今田酒造)「醸し人九平次純米吟醸」(愛知県:萬乗醸造)を冷にていただく。

「春野菜の卵とじ」。土筆に春菊など春満載。

二番目のお酒は「小笹屋竹鶴純米吟醸」(広島県:竹鶴酒造)「田酒純米酒」(青森県:西田酒造)を燗でいただく。

「お豆腐とわかめの葛あんかけ」。添えてある山葵との風味のコラボを楽しむ。

「にしんと昆布の煮合わせ」。にしんと山椒の実とが実に相性がいいんです。その相性の仲を福与かに取り持つのが昆布です。

〆は「かけそば」。寒いときは暖かいのに限ります。

カウンターの壁際には白いこでまりが生けてあります。

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