青春18キップの旅:お参り三昧(5)
2016年8月5日(金)
お参り三昧5日目
久しぶりの奈良。三条通沿いにある「開花天皇陵」に寄ってみました。
第9代天皇のお墓。前方後円墳墳丘の長さ約100メートル。日本の歴史・伝統の柱とも言うべき天皇制に思いを巡らせました。
奈良駅到着。
龍ではなく、巳(蛇)の口から清水が出ています。
拝殿。厳かで重々しい姿と感じるのはゆうちゃんだけではないと思います。
今西酒造参道店。ちょうど開店したところでした。「本社は空いてますか?」「空いてますよ」ということで、この店には寄らず蔵に直行することにしました。後で反省することに・・・。
で、駅前のお店に寄って、「今西酒造さんのお勧めで、日本酒アイスをいただきにきました」「奥は空調が効いてますよ」と案内いただいたが、眺めがいい戸口に座っていただきました。
猛暑の中の日本酒アイス、上品な甘さで疲れが取れる感じがしました。お酒も・・と一瞬思いましたが、まあ、車中があると思いとどまった次第です。
桜井線奈良行きに乗って帰途につきます。
車中酒は、まずは、涸れた喉を潤すビールから。肴は奈良駅で買った「鯖鮨」。
お参り三昧5日目
久しぶりの奈良。三条通沿いにある「開花天皇陵」に寄ってみました。
第9代天皇のお墓。前方後円墳墳丘の長さ約100メートル。日本の歴史・伝統の柱とも言うべき天皇制に思いを巡らせました。
奈良駅到着。
桜井線王寺行きに乗って三輪に向かいます。
三輪駅に到着。平日の午前のせいか、閑散としています。
三輪駅に到着。駅前広場に出ると路の両側に三輪明神への案内柱が見えます。
歩くこと10分弱で参拝者用歩道がありました。
三輪明神を祀る「大神神社」の参道前に着きました。鎮守の森の中にあるといった佇まいです。
さすが、酒の神様。地元の酒蔵は「三諸杉(みむろすぎ):今西酒造」です。参拝を済ませてから蔵を訪問する予定です。
拝殿に拝礼する前に「祓い戸社」にて穢れを清めます。
続いて、手水舎にて、身を清めます。龍ではなく、巳(蛇)の口から清水が出ています。
拝殿。厳かで重々しい姿と感じるのはゆうちゃんだけではないと思います。
拝礼を済ませて、上を見ると立派な杉玉が見えました。三諸杉と書いた札がぶら下がっています。杜氏の高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)がご祭神(大物主大神:おおものぬしのおおかみ)の神助で美酒を醸したことから、酒造りの神として広く信仰を集めています。11月には酒まつりが挙行され、全国の醸造元や杜氏が参列し、新酒の醸造安全をお祈りします。また、新しい杉玉もここから全国の醸造元等に授与されます。ありがたや~。
拝殿の右側の坂を登って「天皇社」にもお参りします。三輪山の麓に都をおいた第11代崇神天皇を祀った社です。
参集殿にて御朱印をいただきました。「酒飲みのためのお守りはないですか」と尋ねると、巫女さんが「健康のお守りならあります」とのことだったので、健康で美味い酒を飲み続けられるよう願って健康のお守りを授与していただきました。
祈祷殿です。団体の記念写真用の設えがあります。ゆるきゃら付きが面白い。結婚式などができます。
この祈祷殿にも大きな杉玉がありました。ぶら下がっている札には同じく「三諸杉」と記載があります。
くすり道。薬の神様を祭る「狭井神社」への参道です。薬のお世話にはなりたくないものです。
久延彦(くえひこ)神社。智恵の神様なので、孫娘のために拝礼しお祈りし、御朱印をいただきました。
久延彦神社のお参りを済ませ急な石段を降りながら振り返って見ました。
若宮神社。三輪の大神の子孫、大直禰子命(若宮)を祀っています。社務所が留守なので御朱印はいただけませんでした。今西酒造参道店。ちょうど開店したところでした。「本社は空いてますか?」「空いてますよ」ということで、この店には寄らず蔵に直行することにしました。後で反省することに・・・。
三輪駅から歩いて10分弱にところに今西酒造発見!
立派な杉玉に三諸杉の看板。ちょっと感動です。
中に入って声を掛けたがとうとう無し。どうしようか迷っていると、外から女性スタッフが帰ってこられました。ゆうちゃんは期待を込めて「試飲できますか?」「ここではできないんですよ。参道店だとすべての銘柄を無料で試飲できますよ。」・・・無念・反省、通り過ごしてしまった。引き返す気力は残っていません。
「写真を撮らせてください」「後姿ならいいですよ」。「三諸杉純米吟醸露葉風」と車中酒用に「三諸杉辛口純米切辛」を購入。「駅前のお店で酒アイスが食べれますよ」で、駅前のお店に寄って、「今西酒造さんのお勧めで、日本酒アイスをいただきにきました」「奥は空調が効いてますよ」と案内いただいたが、眺めがいい戸口に座っていただきました。
猛暑の中の日本酒アイス、上品な甘さで疲れが取れる感じがしました。お酒も・・と一瞬思いましたが、まあ、車中があると思いとどまった次第です。
桜井線奈良行きに乗って帰途につきます。
車中酒は、まずは、涸れた喉を潤すビールから。肴は奈良駅で買った「鯖鮨」。
そして車中酒の〆は、今西酒造で購入した「三諸杉切辛純米酒」。とてもいい気分になりかけて、大神神神社でいただいたパンフを見ていて、おおきなチョンボに気づきました。杜氏の先祖神たる高橋活日命を祀る「活日神社(いくひじんじゃ)」のお参りを漏らしていたのでした。兼好曰く、先達はあらまほしき・・でした。
65歳を一区切りとし、長年滓のように積もった穢れ(諸々の欲望と失敗・罪)を清め、心身をリセットして、残りの人生心おだやかにあれ、というつもりのお参り三昧でしたが、未だ呑んでいない美味いお酒をもっとあれこれ呑みたいとの欲望が一層強くなり、さらに滓を積んでしまったようです。次回はどのタイミングでお参り三昧で真に清めようかと思いめぐらすのでした。おしまい。
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