日本酒「蔵元を囲む会(青煌)」(さむらい大手町店)

2016年5月22日(日)
今日は昼飲み会です。てらやさんのお世話で山梨の酒蔵「武の井酒造」の蔵元杜氏、清水紘一郎さんを囲んで、彼の醸す「青煌(せいこう)を楽しむ会に参加しました。時間が14時から16時30分という設定も日曜日にはGoodです。会場は、大手町の「さむらい」。さむらいと言えば立ち飲みん祭りのとき広島駅アッセ3Fの「串焼串揚さむらい」に行ったことを思い出しました。系列のお店なんですね。
 店内に入って気に入った彫り物。江戸元禄時代の花街の雰囲気を醸す女姿です。
 奥まったプライベート空間のような場所に席を確保しました。そこからカウンター方向を映してみました。この席取りがちょっと失敗だったことがこの後身に染みるのです。
 てらや店主の寺本さん、清水杜氏、さむらい店長の挨拶が始まって、ゆちゃんの席からその姿が見えないのでした。清水紘一郎杜氏が、本日のお酒の総括説明と自己紹介をされているのですが、遠くて聞きづらかったです。本日供されるお酒は青煌6銘柄+2銘柄の8銘柄だそうです。大いに期待が高まります。
 乾杯のお酒は「青煌にごり酒純米生原酒」。
ぴちぴちの生です。グラスがもう少し小さく数種欲しかったですね。でも、このような会は初めてのお店のスタッフの方々のようなのでしかたありません。酵母は、つるばら酵母。花酵母なので香りが華やかと思いきや、全然違いました。聞くと、香りを抑えて食虫酒として愛される酒造りをしているとのことです。
 一升瓶からこの二号徳利(たぶん2合?)に注いでで供されました。
 二番目のお酒は、「青煌特別純米五百万石」。
 清水杜氏は出すお酒毎に酒質の説明をされます。花酵母つるばら酵母で造ることは、東京農大醸造科在籍中に決められたようです。ゆうちゃん「つるばら酵母のみ使っているのですか」、清水杜氏「いえ、他の花酵母も使った酒を用意しています」、ゆうちゃん「それは楽しみです」というやりとりをしました。
 本日の肴たち。「刺身の盛り合わせ(鯛、赤貝、とり貝)」、「おでん」「鮟肝」。
三・四番目のお酒は、「青煌純米吟醸山田錦」「青煌 純米吟醸雄町」。ゆうちゃんは、雄町派です。
 つづいて、五番目はたぶん本日最高峰の「青煌純米大吟醸愛山」。
 徳利が追加されました。飲んでますよ。
 6番目は「青煌純米酒美山錦」。
 出ました桜酵母のお酒「武の井純米吟醸」。7番目のお酒は、蔵の名称を冠したお酒です。
 清水杜氏が我々の奥まった席に来てくださいました。ゆうちゃん「お歳はいくつですか」、清水杜氏「35歳です」。醸造科卒業後10年余り?の若い蔵元杜氏です。将来が大いに期待できます。
 質問攻めに熱心に対応される清水杜氏。酒造りに対する熱意と真摯な姿勢が好ましく感じます。ゆちゃん「蔵見学は可能ですか」、清水杜氏「少ない人数でやっているので対応が難しいです」、ゆうちゃん「分かりました」。
 終盤の肴、「エイ鰭炙り」「茄子、胡瓜」。
 テーブルを回り丁寧な質疑応答に勤しむ姿に改めて好感!
 最後、八番目のお酒「武の井特別本醸造古酒・お燗向き」。当然、お燗でいただきました。
 「さむらい大手町店」の店長夫妻と記念写真。若いイケメンと美女。ピントが不完全なのが残念。
 本日のお酒勢ぞろい。壮観にして楽しい。
 酔っ払いと美女。シャッターを押している人も酔っ払いかも。相当な手振れです。美人がもったいないですよ。
 ゆうちゃん「お姉さんですか」、彼女「・・・の母です」。店長さんのお母様だったのです。これから先が期待できる杜氏とお店だと心に留めました。


さむらい大手町店:広島市中区大手町3丁目2-5☎244-7003

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