蕎麦きり吟

2011年10月15日(土)

9月初旬に初めて昼食に行った段原の「蕎麦きり吟」。その時、日本酒の品揃えに好感を持っていました。そして、今夜ようやく蕎麦料理で一杯やろうとやって来ました。

まずは、ビール。メニューにはヱビスオンリー。ぐびぐびーっと・・・
肴は、「板わさ」「吟醸豆腐」「焼き味噌」をオーダーしました。
「吟醸とうふ」。吟醸と言ってもお酒が入っているわけではないそうです。まず何も付けないで食べるよう勧められました。素のままで十分味わい深く美味しいのです。次に、削り節をちょっと付けて食べると、さらに深みと広がりのある美味しさになります。日本酒・・・ください。
そば料理定番の「そば焼き味噌」。厚みがたっぷりです。二人で食べても十分な量です。お酒・・お酒~っと!!
お酒の品揃えは、実にしっかりとした選び方だと思います。前回昼食に来たとき、この掲示を見て、今度は夜に一杯やりに来ようと決意した次第です。

最初に選んだお酒は、「真澄純米吟醸辛口生一本」「南純米吟醸無濾過生」いづれも冷酒でいただきました。冷酒は片口で出されるようです。どっしりした焼物です。
ちょっと時間を要した「だし巻き玉子」。出汁が控えめに利いて美味しい。

続いてのお酒は、燗でいただくことに。「竹鶴無濾過純米原酒」をぬる燗でお願いした。徳利もどっしりと重量感があって好みのタイプです。

「そばがき」。ご覧のように色が白っぽく、香りも薄く上品なタイプです。

そして次のお酒は、「王録超辛純米本生無濾過」。もちろん燗です。

「鴨焼き」。脂たっぷり歯ごたえきりりです。王録の辛口が鴨の脂をすっと流します。


今日の蕎麦は北海道羊蹄山の新蕎麦。前回9月初旬に来たときは茨城県古河の玄蕎麦でした。

「せいろ蕎麦」
「かけ蕎麦」
そして「蕎麦湯」で仕上げです。女将さんが玄関で見送ってくださり、暖簾に手をかざしつつ「お酒は変わりますからまた来てください」と優しいく声をかけてくださいました。(また、着ます。近いうちに・・・と心で応えたのでした。)

ほろ酔い気分で歩いて広島駅方面に向っていると、なにやら面白そうな風景が・・・山城屋酒店・・・酒販店内で飲んでいるのではないか?

蕎麦きり吟:広島市南区段原一丁目7-18 ℡082-263-3269

最近観た映画:TOHOシネマズ「ツレがうつになりまして」、八丁座「一命」

最近読んだ本:「官能仏教」西山厚、愛川純子、平久りゑ著/角川書店

コメント

このブログの人気の投稿

江波の火祭り(オットーラン祭り)

厳島神社月次祭

一貴(かずき)