第2回お酒の歴史と文化の座談会(西条・賀茂輝)

2011年9月23日(金)

見事な秋晴れの中、酒都・醸華町西条へ。賀茂輝酒造ホールで開催される「第2回お酒の歴史と文化の座談会」への参加が目的です。
事前に賀茂泉酒造の「酒仙館」へ。本日の幻の酒壺のお酒は「大吟醸生酒」です。期待が膨らみます。

和らぎ水として仕込み水が出されます。

注文したお酒は右から「純米吟醸しぼりたて生酒」、「純米吟醸山吹の酒」、「幻の酒壺大吟醸生酒」の3種。開けた窓から涼やかな風は渡り、まさに至福の時空です。

ゆったりした時間が流れます。

窓からの眺めは、何かはわかりませんが、稔りの秋です。

裏庭で学生によるライブペインティング。25日(日)に完成の予定だそうです。

「賀茂輝酒造」に到着です。

講演開催前に「にごり酒」が振る舞われました。粋ですね~。

司会進行でいよいよ始まりです。

講師は比治山大学教授 石田信夫さん。演題は「酒のラベルに見る美意識」。石田さんは大変熱心なラベルコレクターです。

外はすっかり秋真っ最中。ザクロの実がたわわに成っています。

明治、大正、昭和と時代を経て発展した美しいラベルに感激すると同時に、最近のラベルの文化度の低迷に残念な思いを抱きました。しっかり飲んで、蔵元に元気になっていただき、絵師を使ったラベルづくりができるようにしないと・・・という訳で、蔵元と我々のグループで酒宴開宴です。

蔵元の財満社長さんと石田教授のラベル談義。どうやら今日、貴重な掘り出し物を手に入れたようです。

大吟醸の一升瓶が、あれよと空いていきます。小生、酒文化発展に貢献すべく、これからも旨い日本酒を訪ね飲み続けると、そっと決意するのでした。

賀茂輝酒造:東広島市西条西本町11-13 ℡082-422-2537 敷地内の「創作和菓子のぞみ庵」の「どら焼き」は美味しく夙に有名です。

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