ゆすら

09.12.23(水)天皇誕生日

ほんとに何ヶ月ぶりの「ゆすら」。祝日も営業しているのがありがたい。
女性オーナー店長の益田さんと女性スタッフの二人が切り盛りしているコジンマリした隠れ家的雰囲気。しかも、二人とも若くて美しい。店長は利き酒師でなので日本酒党小生にとっては安心且つ心強い。


最初は準備体操の意味で生ビールを一杯と肴は季節にぴったりの「おでん」。お洒落な盛り付にお店の姿勢が写る。小生ごのみの薄めの出足汁が程よく染みこんで旨い。


本日は、店長が薦めるお酒を粋に飲みたいのでマイぐいのみ持参。十数年前に竹原市内の杏竹館で購入したもので、瑞浪市陶町大川に窯を構える中島史明さんの作品です。小生と同年生まれなので親しみを感じます。お酒を注ぐと青磁の薄い青みがいっそう趣を増します。隣は付き出しで「蛸のぬた」。日本酒を誘います。

燗を中心にいただくことにして、店長推薦のものにした。最初は富山県の舛田酒造店「満寿泉純米吟醸」、続いて青森県の西田酒造店「田酒特別純米」、飛び入りは、愛知県の月の輪酒造「月の輪純米吟醸」を冷酒で、燗の最後は新潟県の白瀧酒造「白瀧純米酒」。そして〆は、この店の看板茨城県の須藤本家「山桜桃純米吟醸」を冷酒で楽しんだ。燗酒の酒毎に徳利を変えて出されるので、これも面白く嬉しい配慮です。

「ゆすらのイカの塩辛」。軟らかくて食べやすい。大葉の風味と相和す。

「塩鯖焼き」。魚の脂が乗って旨い。


酒のもの定番肴「板わさ」。山葵と梅がいいコラボレーション。


ほろ酔いかげんで外に出ると、街はクリスマスを迎える風情で満たされています。明日はイブ。

最近手振れ写真が多いのはお酒のせいでしょうか?年内にあと何回飲みに出掛けられるだろうかと指折り数えながら帰る千鳥足。

ゆすら:中区鉄砲町17-5-2 ℡082-222-3777

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