青春18キップの旅2012春(第一日)

今年も、2012年3月8日(木)~10日(土)の二泊三日の日程で青春18きっぷの旅に出ました。京都⇒金沢⇒氷見⇒富山⇒白川郷⇒高山を巡るちょっとハードで欲張りな計画でした。

初日;3月8日(木)
東への旅では、度々北長瀬駅で乗り換えになります。


最初の目的地は伏見稲荷大社です。京都駅から奈良線にて稲荷駅に向かいます

まずは大社前の「伏見庵」で腹ごしらえ。

「かちん蕎麦」。鴨とお餅入の蕎麦です。初体験!鴨の旨味がスープに滲み出て美味い。
JR奈良線「稲荷駅」
伏見稲荷大社表参道の鳥居です。向こうに見えるのは「楼門」。全国のお稲荷さんの総本山 King of oinarisan。
狛犬ならぬ狛狐。総本山らしく勇ましく立派です。
本殿を抜けて上ると見事な朱塗りの鳥居が並びます。「朱(あけ)」という言葉は、明るい希望の語感ももち、その色は稲荷大神のみたまが宿るという強い信仰があるそうです。
崇敬者の奉納によって形成された「千本鳥居」。見事な幽玄なる美しさです。
千本鳥居を抜けたところに「奥社奉拝所」。狐面の「願掛け絵馬」?



参拝を終えて御幸道を通って外に出ると芳ばしく美味しそうな香りが漂ってきました。おかきを焼く臭いです。「寺子屋本舗」。
「串焼きぬれおかき」をゲット。焼鳥みたいです。
そして、東横イン京都四条烏丸にチェックインしたあと、錦市場に向かいます。錦市場の入口にある錦天満宮にお参り。「うまいもんに巡り会いますように・・」
「鰻の肝串200円」。食べながら歩くのも市場の醍醐味です。
酒屋さんの前です。「七本槍純米酒」のタンクからコップ一杯400円ゲット。呑みながら旨いもんを漁るのもまた実に気持ちよく楽しい。
威勢のいいお兄さんに誘われて「鱧の串カツ」と「鱧の天ぷら」を購入。実にお酒によく合います。

立呑屋発見。
入店チャージ100円、生ビールシングル100円、つまみ(こんにゃく)100円で一息。

そして今夜のメインは、昨年10月に初めて訪問した「酒バーよらむ」。
「秋鹿一貫づくり純米吟醸へのへのもへじ無濾過生原酒2010年2月上曹」と「帰山純米吟醸生酒」。店主のヨラム・オフェルさんは、秋鹿はBY表示ではなく実際に搾った年月を記載していて信頼できると高く評価しておられました。


「ババガヌーシュ」(中東風焼き茄子ねりごま和え)と「京漬物の盛り合せ」。とても優しく旨い柴漬けです。
「雲のごとく都美人山廃純米吟醸瓶火入れ原酒」と「神亀純米酒」。
「大辛口純米大虎」

「ハルーミ」。焼いてもとろけない不思議なチーズ。
「秋鹿生酛純米原酒酛しぼり2008年2月上曹」。なんと酒母を搾ったお酒です。濃厚です。

「道灌純米大吟醸無濾過生原酒」。ヨラムさんはイスラエル人でありながら、日本人より日本語が堪能で、お酒の味わいの説明・表現が実にこまやかで的確です。
独り占め状態で楽しんでいましたが、どこかの蔵元らしき客二人が来店してきたので頃合を見計らって店を出ました。もちろん「また来ます」と言って・・・。今回もお酒とヨラムさんに大満足でした。

伏見庵:京都市伏見区深草稲荷御前町82-4 ℡075-641-6803
酒バーよらむ:京都市中京区二条通り東洞院東入る南側 ℡075‐213‐1512

⇒二日目に続く。

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