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蕎麦料理 ふくべ三

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09.4.27(月) う~ん、この2・3日季節が少し戻ったような冷たい風に身を固くしましたが、春の色はより一層濃くなっています。その春をもっと味わいたくて久しぶりに「ふくべ三」へ。つい、頬が緩むのがちょっと気恥ずかしく感じるのでした。 まずは、 麒麟一番搾り、えびす麦酒 で喉を爽やかにする。日本酒と肴の受け入れ準備です。 付き出し  漬物炒め なんといろいろな漬物をミックスして炒め物にしてあります。深い味わいです。 最初のお酒は 、 富久長中汲み槽しぼり純米吟醸 (広島県安芸津:今田酒造本店)と 岩屋弥兵衛純米酒 (岡山県勝山町:辻本店) 子だこのぶつ切り刺し 子だこのいろんな部位の食感が楽しめました。特に白子は絶品です。生酒によく合います。セロリとセリの葉が添えてあります。酒肴人を泣かせます。 甲いか刺し こりっとした歯ごたえからイカ独特の淡い旨みがほんのり沁みてきます。 地あじのづけ マグロの赤身の漬けなら寿司屋でよく合間見えますが、光物のづけは意表を衝いた創作です。うま~い!!芳醇・淡麗どちらでもグッドです。 二番目のお酒は、 玉川純米山廃無ろ過生原酒 (京都府久美浜町:木下酒造)と 香住鶴しぼりたて山廃純米酒 (兵庫県香美町:香住鶴(株))と 船中八策純米酒 (高知県佐川町:司牡丹酒造) タラの芽の蕎麦粉天ぷら これも春の香りです。そば粉の衣が薄く軽く春野菜のほんのりとした苦味の力量を遺憾なく発揮させます。益々お酒が進みます。 筍煮物 春の香りです。木の芽の葉とのコラボは定番中の定番。お酒が進みます。 太刀魚刺しポン酢 春の魚です。ポン酢の白身と軽く塩味をつけて焼いた脂たっぷりヒハラ(トロ部分)との対比は実に憎い設えです。これだから辞められない。 三番目のお酒は、 竹林ふかまり純米酒 (岡山県鴨方:丸本酒造)と 李白純米吟醸酒 (島根県松江市:李白酒造)と 宝剣純米酒 (広島県呉市仁方町:宝剣酒造)。 太刀魚はらみ(トロ)焼き 玉子焼き 箸休めです。やわらかい甘い香りとほっこりとした食感が心まで柔らかくしてくれまっす。 たこぬた タコのぬたは日本酒の肴の定番。甘さと酸っぱさを抑えたさっぱりした味噌の辛味がなんとも言えず箸を誘います。またまた、ぐいぐいお酒が・・ そして、蕎麦を手繰るころになると酔いが進んで カメラの焦点があっていないことに気づいて

日本酒バー ゆすら

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久しぶりに「ゆすら」へ。ほんとうに久しぶりで1年以上行っていなかったので様子が変わっていなか気がかりでした。が、スタッフも店内の 赤を基調 としたデザインも変わっていなくてホッとした次第です。 料理は 付き出し  鯛料理 今回のお酒は、 ・山桜桃(ゆすら)純米吟醸(山田錦)   茨城県の須藤本家 ・ 黒龍「吟醸 吟十八号(十八号仕込み)」(五百万石)   福井県永平寺町の黒龍酒造 ・白影泉山廃純米(備前雄町)   兵庫県の下村酒造⇒燗 ・美和桜山廃純米(ほんのり澱からみか?)  広島県三次市の美和桜酒造 ・大七純米酒   福島県二本松市の大七酒造(生酛造りで有名) ・ 華鳩純米吟醸(八反錦)   広島県呉市音戸町の榎酒造⇒ぬる燗 キッシュ 塩鯖焼き 筍入りの春巻き 鶏手羽と卵甘辛煮 このお店を知ったのが、6年前。若い女性の感性が行き届き、日本酒が美味しくいただけるお店なのです。経営者兼店長の 益田幸恵さん は日本酒をよく勉強しておられ、心地よい時間と空間を与えてくれます。 そして、小生宅の庭には牡丹が満開です。 最近読んだ本:インテリジェンス戦争:佐藤優/黒井文太郎(だいわ文庫)  水面下の諜報活動。イリーガルな活動も人知れず身近なところで行われている。どこで間違えられるかわからない危うさに寒気を憶える。日本のインテリジェンスは大丈夫か。 最近観た映画:レッドクリフ2 (宝塚)

茶臼山酒宴

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09.4.18(土) 桜が散って、次の春の花が咲いています。茶臼山は春真っ盛り。 今日は 「造りを休業した蔵のお酒を惜しみながら嗜む」 がテーマ。 そして、焼肉野外酒宴。 焼肉に合う日本酒とはいかなるものたちか? 本日のお酒のラインナップです。この中には醸造中止となった蔵のお酒もあります。これこそ正に幻になるお酒たちです。右から 「本州一純米吟醸無濾過生原酒」「超群大吟醸」「美の鶴純米酒」「宝壽生一本」「峰仙人大吟醸」「喜美福大吟醸」「天爵大吟醸」「李白大吟醸」「石鎚純米吟醸」「益荒猛男吟醸酒」 ・・これ以外に 「千代の春大吟醸」 などもっとあったような・・・ たくさん咲き乱れている花の中から3点を紹介します。 牛、豚、笛(喉肉)、豚と露、ホルモン、 野菜、 ししゃも など盛沢山の食材たち 東広島市志和の千代の春 「大吟醸 名水昇華」。 先日の新聞報道で休業となったことが報じられていました。残念なことです。 福山市の美の鶴酒造 「美の鶴純米酒」。 ここも休業とか・・。美味い酒なんだけどね~。 庄原市の八谷酒造の 「峰仙人大吟醸」。 ここもか・・・ 福山市の三吉酒造三吉正宗 「天爵大吟醸」 2003年8月もの。もう飲めないとか・・・大変な地すべり的現象が起こっている。絶句!! 安芸高田市の有木酒造 「喜美福 大吟醸雫酒」。 休業ではないが、もう飲めないとか・・涙。 じゅ~っと肉の焼ける香りが食欲を激しく揺さぶります。 日本酒付き合いのできる貴重な女性のみなさんに乾杯!!

いっぴん家 集来軒

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09.4.13(月) 久しぶりに「いっぴんや  集来軒 」へ。豚なんだけど肉扱いされない部位の説明チラシが壁に貼ってあった。な~るほど・・臓物類は肉扱いされていなかったのか。 さて、ビンビールキリンの大瓶と豚の「ほっぺ」を注文。料理が出るまでの間笊に盛られたキャベツに焼き塩を付けながら摘みにする。それがここの流儀。キャベジン効果を期待しながらね。 「 豚のほっぺ 」。豚の頬肉をボイルしたもので、程よく油が抜けて柔らかい。刻みねぎをたっぷり入れたポン酢醤油のたれをちょいと付けていただきます。 併せて、おでん風の「 豚の角煮 」。バラエティな食材が盛り込まれて酒のつまみにはぴったしです。 ビールの冷たさと喉越しを楽しんだ後は、胃袋も日本酒の受入準備が整い、肉の香りが旨し清酒へと誘(いざな)う。まずは、島根県の若林酒造「 開春竜馬辛口純米生酛 」。 つづいて石川県白山市の天狗舞・車田酒造の「 中三郎大吟醸 」舌触り味わいは、手入れの行き届いた美人の肌という感じの滑らかな旨みのお酒です。ちょっと高価。普段飲める酒かは日頃の懐具合が相当良好な者でないと無理。 「 豚のなんこつ 」。がりに似ていなくも無いが、身がたっぷりくっ付いた軟骨です。硬すぎない適度な歯ごたえに骨周りの肉の旨みが十分楽しめます。 次のお酒は、会津福島県の廣木酒造本店「 飛露喜特別純米酒 」と佐賀県の五町田酒造「 東一山田錦吟醸生酒 」。 締めくくる食べ物は 、「 豚足焼き 」。 コラーゲンたっぷりの肉を骨から削ぐように齧り取る。ムニュッとした食感が、また、いいんです。 いっぴんや 集来軒:中区袋町1-30 ℡249-1606