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純米燗 秋の宴

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09.9.21(月) 昨年は「夏の宴」で今年は「秋の宴」。 ひやおろしの季節で一層燗が美味しい。 参加者は200人くらいか?そして参加蔵元は 24蔵。2時間の宴で7~8割は回れる適切な規模だ。 テーブルのは酒かと思いきや、各蔵元の仕込み水が和らぎすいとして置いてある。嬉しいではないか 。 挨拶。う~ん、お名前が出てきません。 失礼! テーブルの徳利の燗酒は 旭日酒造 と 萩野酒造 。味わいが微妙に且つ確実に違う。 萩野酒造の蔵元お薦めの肴。「 揚げの味噌漬け」 を焼いたもの。 萩野酒造 は 「極上純米酒萩の月」 と 「日輪田(ひわだ)純米酒」。 小生の舌の感じでは前者のようだ。 神亀酒造 は 「ひこ孫純米大吟醸」「純米吟醸小鳥のさえずり」 など。 神亀酒造持参の摘みは 「うなぎのパイ」。 なんでも日本酒に合うんだね~。 川西酒造 は 「丹沢山・隆白ラベル」「丹沢山純吟秋上がり五百万石」 など。 川西酒造の肴はカステラに酒粕を添える。初体験な味わい。 タカハシ酒造 では 「天遊琳特別純米酒」。 司会者のインタビューが接近してきたので話すことが出来なかった。 という訳で インタビューから一番遠い 旭日菊酒造 のブースへ移動 。「綾花純米瓶囲い」 をいただく。 続いてお馴染みの 盛川酒造 のご兄弟。右が社長のお兄さんで左が杜氏の弟さん 。「特別純米白鴻ひやおろし」と「特別純米白鴻」 をいただく。蔵見学のお願いをしたが蔵内は見れないとのこと。ちょっと残念。 諏訪泉酒造 では 「純米大吟醸 鵬」と「純米吟醸満天星」 をいただいた。 10数年前の南條社長さんの時代に酒蔵サミットい参加した。その際、蔵を訪問したことを思い出す。 参加蔵のお酒や舞い掛けなどのグッズが当たる抽選会。京の春・向井酒造の杜氏 向井久仁子さんが札を引いておられる。 そしてこの夏に訪問してお世話になった十旭日・旭酒造の杜氏を目指す若女将 寺田栄里子さん。小生はくじ運が悪く前回は全てはずれたが、なんと今回はこの後、賀茂鶴酒造の川崎さんが見事に引き当ててくださった 。「八年熟成の純米酒」 だ。感謝!! 向井酒造 では赤米を使った赤色の純米酒 「伊根満開」 と 「生もと仕込純米京の春」 をいただいた。伊根満開は燗をすると酸味がやわらかくなって膨らみのある味わいだ。 悦 凱陣 の丸尾酒造の肴

熊野古道を歩き神々に祈る

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09.9.13(日)~15(火) 今年は長女の発案で 熊野古道 を歩くことになった。企画は小生に下命された。娘の必須の希望は熊野本宮大社及び那智大社・滝が行程に入ること。 インターネットで発見した一日一組限定の 民宿「熊野古道いろり庵」 に初日の宿泊を予約。その宿のご主人に古道歩きのアドバイスをいただき、初日は 牛馬童子口 から 近露王子 を経て 「いろり庵」 まで歩くことにした。 (約2時間余りのコース) 特急くろしお7号で 紀伊田辺駅 に着く 駅前広場には勇ましい 弁慶の銅像 。武蔵坊弁慶は「義経記」の記述から地元では和歌山県田辺市生まれと信じられている。 紀伊田辺駅前のバス停にて。 龍神バスに乗って牛馬童子口に向かう。 1時間余りで牛馬童子口に到着。 ふれあいパーキング にて昼食。 娘と小生は 「雉丼」 。雉の肉はさっぱりとしている。 女房は 「梅うどん」 いよいよ 「熊野古道」 に入る 。荷物はいろり庵のご主人が宿まで車で運んでくださる。 杉の木が林立する山中の古道を行く。緩やかな登りが続く。 約20分あまりの ウォーキングで 「牛馬童子像」 に到着。平安時代の花山法皇の旅姿を忍んで彫られた像とか。 しばらく古道を下ると木立の間から里が見え始めた。 森を抜けて石畳の坂を下って近露の郷を目指す。 坂道の途中にある休息場所で記念写真。 いろり庵主人お薦めの 中辺路美術館 到着。が、残念ながら休館日だった。 本日三つ目の 目標 「近露王子」 に到着。王子とは法皇など高貴な貴族が熊野本宮参拝するときの休憩場所として造られた神社のこと。総称して九十九王子と呼ばれてるが、実際に99箇所あるのではなく大変多いの意とのこと。 近露王子の横に立てられた 「熊野古道和歌集」 近露王子を後に今日の宿「いろり庵」に向けて出発です。ここから上り坂が続く。 最後の500メートルが誰もがへばる難所とか・・・・・。 近野小学校。 グランドがすべて芝生で美しい。 そして再び森の中の古道を行く。登りが続く。 そこらじゅうから神々のヒソヒソ話しが聞こえてきそうな雰囲気だ。 最後の急な坂で女房はギブアップ。宿の主人が一人旅の客を近露王子に向かえに行った帰りの車に乗せてもらった。しかし、小生と娘は最後まで歩いて「いろり庵」へ到着。宿の前の景観は素晴らしい。 いろり庵には客